モーツァルト:レクイエム
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すごい、本当にすごい |
友人が興奮した口調で勧めてくるので聴いてみると、これはとにかく音の濃密さが半端でなく、経験の浅いぼくにも最初の一曲を聴いただけでこれはと思いました。全体の印象に関してもまさにほかの方々のお書きになっているとおりで、非常に重厚かつ悲壮感あふれる演奏でした。モーツァルトの晩年の心境云々ということもよく言われていますが、これほど切々とした響きを持った演奏を聴かされると、納得してしまいます。まさに作曲者自身のために書かれた鎮魂歌ということなのですね。
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代表的な名演 |
死者のための鎮魂ミサ曲としては、悲壮感漂うモーツァルトのレクイエムであるが、そのような宗教曲であるが故に、壮麗かつ威厳に満ちた重厚な演奏が求められるところである。
かなり遅めのテンポで、各パートをじっくりと響かせて、聴く者を悲しみの底に突き落とさんとするが如きカール・ベームの指揮ぶりは理想的であり、録音から30年以上も経た今日もなお、 モーツァルトのレクイエムの代表的な演奏として聴き継がれている所以も、ひとえにこの真摯な姿勢と、ウィーン・フィルの美しくも峻厳な響きにあると思う。
復古主義的時代考証派の頭でっかちの演奏や、「癒し」ブームにとらわれることなく、この稀代の名演を味わうべきである。
蛇足ながら、モツ焼きやもつ煮込みではないのだから、「モツレク」という言い回しは避けるべきだろう。何でも短縮すればいいというものではない。
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モーツアルトの最期の心底をのぞかせる絶品 |
小6の時に聞いたが、当時から感動したのを覚えている。
カラヤン75年版の冷たくも劇的なまた純カトリック的な響きを
もたらす演奏も時にはいいが、やはり70年版のベーム版だろう。
暗いタッチの重厚な響きこそこの演奏の決定版であろうと思う。
アーノンクール盤などはあまりに学究的すぎる。作品としては
このベーム盤だけだと思う。キリエ、レックス、ラクリモーザ、
ドミネイエス、ホスティアス、アニュスディなどはモーツアルトの
最期の心底をのぞかせる超演だと思う。
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なかなか |
ベームとウィーンフィPOのモツレクである。
私は、モツレクを数々聴いてみたが、
やはりこれが好きである。
これは個人的な感想だが、ムーティ盤は重すぎ、
カラヤン盤は軽すぎ、ワルター盤は飾りすぎ、
コープマン盤はなんとなく信憑性を感じられず、
アーノンクール盤は私には解釈できなかった。
数々のモツレクの中で、
演奏の印象として、過不足なく
きれいにまとまってる気がしたのは、私の耳のせい(笑)?
とりあえず、聞いてて一番落ち着いて聞けた。
そして、感銘できた。
感傷的なところはみじんもなく、
平均的に、きらびやかだという点でも、好きなのだが。
ただ、モツレクはいつも聞いてて思うだが、
指揮者によって、あまりにも解釈がバラバラで、
自己の感想も持ちにくい。
そう考えると、いくら聞き倒しても全然足りない。
果たして、いかがなものか・・・。
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究極の決定盤 |
私が一番最初に聴いたモツレクがこのベーム盤でしたが、Introitus(一番最初の曲)の部分で早くも涙したのを今でもよく覚えています。当時私は「他にもっと優れたモツレクはないか」と思い、数々のモツレクを聴いてきましたが結局最後はベーム盤に落ち着きました。まさにこれは究極の決定盤と言えるでしょう。これからモツレクを聴こうとお考えの方には是非聴いて頂きたい一枚です。しかしながら、実はこのベーム盤に匹敵する名盤が存在したので一応それを紹介しておきましょう。その名はシュライアー盤!(指揮:ペーター・シュライアー/輸入版)。たしか輸入盤のページで試聴できたはずなので是非聴いてみてください。これもかなり凄いですよ!(ベーム盤も輸入盤のページで試聴できます)

