ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」、第14番「月光」、第21番「ワルトシュタイン」、第23番「熱情」
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さすが!ケンプ様!ベートーヴェンの代表ソナタ |
ベートーヴェンソナタのCDは、何枚も聞き比べたきましたが・・・!
ケンプのすばらしいこと!かっちり堅実というベートヴェンソナタのよさもありますが、悲愴や熱情では、感傷的な旋律の部分では、嫌味でない、洗練された感情移入がされていて、で1曲1曲の構成が、立体的であり、他の演奏家では、まねできない世界が広げられてると思います。
とにかく、おすすめの1枚ですよ!
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☆の数では表せない歴史的名演! |
なんと素晴らしい演奏なのでしょう!
ベートーヴェンのピアノソナタが好きな人には、
絶対にお勧めできるCDです。
私には、ベートーヴェンの曲は、感情的な部分とガチガチの部分とが入り組んでいるイメージがあります。
ケンプ先生は、そんな私のイメージに見事に反応するかのように、
ロマンチックなところは、「これでもか!」というように感情豊かに、
そして、締めるところは、しっかりと締めて演奏されてます。
ロマンチックで楽曲に表情を与える、どこか詩人のようなケンプ先生ですが、
この締め具合が、このピアノソナタの感情をより引き立てています。
このあたりが、ケンプ先生の演奏に対しての評価の中でも
他の作曲家より、ベートーヴェンの演奏が特に高い評価を得てる所以ではないでしょうか?
ベートーヴェン・ピアノソナタの演奏には、
他にも、いろいろな名盤があるかとも思いますが、
ベートーヴェンの楽曲に対しての印象が、
私のように「感情的な部分とガチガチの部分とが入り組んでいるイメージ」の人には、
これ以上のものはないのではないでしょうか?
最後に、本当に素晴らしい!
聴き終わった後の余韻も。。。
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かなり良いと思います |
ケンプの演奏は全体的に、ドイツ的伝統的解釈を土台にロマンティシズムを加味したような感じです。 「悲愴」や「熱情」の第2楽章のロマンティックな演奏にはうっとりさせられます。ただ、「ワルトシュタイン」などの、精神性を重視したような感じの曲にはちょっと合わないと思う人もいるかもしれません。
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ドイツ音楽の神髄 |
音楽の神髄がある。絶妙のニュアンス、確固たる様式感,絶妙な響き
深い精神性等々。ケンプのシューベルト、シューマン、ブラームスは絶品!バッハも良いがやはりべートーヴェンは彼の心臓部。
だだ残念ながら彼のベートーヴェンは日本ではある一面しか評価されていない。それはレコ芸等を牛耳っている評論家達の”愛らしい”という評価
神格化されているバックハウスと比較してのこと。
あの武骨なべートーヴェンが正統だという見解
(それはそれなりに評価するが)。素直に聞くと音楽の質の差が明確。
インスピレーションの差とでも言うか。私にとってはケンプが圧倒的だ。
ケンプ以外だとエリーナイが素晴らしい。かってフルトヴェングラーが
”ケンプと5分共演出来るならバックハウスを2H貸してあげても
良い"とか言ったとか? なんとなく判るような気がする。
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ショパン的音なのか |
ケンプのピアノの音ははぎれが良い心地よい音であるが、はたしてベートーヴェンにベスト・マッチなのかという疑問も浮かぶ。
むしろ本質的にはショパンの華やかなポロネーズに合っているのではなかろうか。
バックハウスやリヒテルのものはもっと響きを押さえた落ち着きのあるものである。しかし、ケンプの音は特に右手の高音が軽やかに響く。それでいて左手の音はある程度の落ち着きを持たせベースをきかせ対比させている。
「悲愴」そして「アパショナータ」はベートーヴェンの熱愛を伝えた名曲であるが、これらの曲においてそれは顕著に表現されていると思う。
つまり左手が男性的、右手が女性的表現であり、ある時は右手が軽やかに両手に絡み戯れる。そしてあるときは旋律を交換させ交わる。
かつてホロヴィッツの「アパショナータ」を聞きこんでいた。こちらはまさしく熱情的でロマンティックな演奏であったが、ケンプのものは技術的に明快であり無理矢理にも納得させられてしまう演奏だ。
この4曲の中で「ワルトシュタイン」以外は総て恋人に捧げられた曲だと思うが、ベートーヴェンの愛の表現には比較的に成功していると思う。
だがベートーヴェンのファンにとってケンプという存在は好き嫌いがはっきりと別れるのではないか。
私はこのケンプの演奏で「悲愴」の良さを再認識させられたのであるが・・・・


