歴史上のクラシック音楽作曲家について紹介・評論します。

フジ子・ヘミングの奇蹟~リスト&ショパン名演集~

フジ子・ヘミングの奇蹟~リスト&ショパン名演集~ 人気ランキング : 8,829位
定価 : ¥ 3,150
販売元 : ビクターエンタテインメント
発売日 : 2003-02-05
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 2,677
ついててよかった

フジ子ヘミングさんが日本で広く知られることとなり,他のCDを聞いてみたが正直苦手でした.
最近,信頼する方がイイ演奏だというのでおかしいな〜と思ったら,これについてるおまけCDのことなんですよ.うん,確かに全然違う.間違いなく本人なんだけど,ビックリ.オススメです.

リストは星5つ、ショパンは1つ。

「世界一のリスト弾き」の評判は、決して過大評価ではないようです。ラ・カンパネラ以外はパッとしない、退屈な曲が多いリストの作品群。フジ子の手にかかると、こんなにもドラマチックに情感豊かに聞こえるのか・・・と、価値観すら覆されるのです。
ディスク2には、ドイツSWR放送局にラジオ出演した際の音源(1988年録音)が2曲収録されています。特にこちらの「ラ・カンパネラ」が素晴らしく、ディスク1と聴き比べてみても違いが明白です。この1曲だけのために、このCDを買っても損はないと思います。
7曲目の「ます」から8曲目の「ノクターン第1番」へ、リストからショパンへのバトンタッチにどうしても違和感があり残念です。この違和感はサラッと聞き流すことができません。「ショパン作品集」「リスト作品集」として、別々にリリースされたほうが聴きやすいと思います。「世界一のリスト」を聴いた後では、「並みのショパン」に聴こえてしまいますし。そこそこのスピーカーで聴くと、「ショパン作品は録音環境が悪いのかな〜」と疑ってしまうほど、キレがないぼんやりした演奏に聴こえます。

リストが好きになりました。

録音の良いリストが聴けると期待し初めてフジ子ヘミングのCDを買いました。
そして1曲目の「ラ・カンパネラ」でもうフジ子ヘミングのリストに聴き惚れてしまいました。力強く華麗。
失礼ながら、もっと癒し系かなと気軽に手にとったCDだったのですが。
そして幸運にも2003年6月のNHKホールの彼女の見事な熱演にも触れることが出来、また一人聴きつづけていくことの出来るアーティストに出会えた喜びでいっぱいです。
ともかく、このCDに関しては、ビクター時代の総集編として前半はリストの名曲集、後半はショパンの名曲集と、どなたでも楽しめる名盤です。

生きながら音に呑まれ

 フジ子・ヘミングという人の弾くピアノを知ったのは、もう記憶の彼方にあってはっきりとは思い出せません。
 ただ、そのときの鮮烈な音が焼き付いて、彼女の名前を決して忘れられないものにしました。
 彼女の「奇跡」ともよばれる『La Campanella』がそれでした。
 鳴り響く「ピアノの鐘」は、本当に楽器が、そして音が命を持ったかのように、表情豊かに和音を発していました。
 音楽というものは、これほどに凄まじく心を捉え、体を震わせるものか。
 
 確かに彼女はその波乱に満ちた半生ゆえ、祭り上げられた感もあると思います。
 しかし、その指は、これまでに聴いたピアノにはない、音楽の本質―
「ひと」という情感豊かな生きものの魂それ自体を奏でているのではないかと感じるのです。
 技巧的と言われながら、決して楽譜そのものではない、彼女のピアノ。
 譜面どおりが「音楽」でしょうか。
 作曲者が伝えたいもの。今そこに座り奏でる演者が感じているもの。
 なぜ彼女のピアノを耳にしたヴェーバー夫人が「すばらしいわ」と叫んだのか。
 なぜ人々が再三にわたりフジ子の演奏を放送するよう願ったのか。
 ぜひ手に取り、音を聴いて、心と体で感じて欲しいと思います。

愛の夢が・・・

「愛の夢」が好きなので買ってみました(レビューでもリストは大丈夫そうだったし・・・)。が、左手がっっ!!イマイチはまってないし濁ってるしで、全然夢に浸れませんでした。期待していただけにすごく残念。CD1のほうなんか、ゆっくりなのは「速く弾けない」ところによるところが大きいんじゃないかと勘ぐっちゃいます。

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