ギターのためのバッハ無伴奏ヴァイオリンソナタと~
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バッハに新たな息吹をあたえる曲集 |
いわずと知れた音楽史を語る上で、そしてバロック時代の第一人者巨匠バッハのギターのための曲集です。この曲集は更にバイオリンソロをギター用に編曲し直した実に内容の濃い曲集です。勿論バッハの無伴奏バイオリンはギタリストのみならず音楽を愛するもの誰もが知るところの聖典とまで呼ばれている曲集ですが、それを全曲ギターに編曲し直すという訳ですから考えてみると物凄い事です。
一昔前伝説のギタリストアンドレスセゴビアが最も大曲であり有名曲であるシャコンヌをギター編曲した時、当時のバッハ愛好家やバイオリニストから「バッハに対する冒涜」とまで悪評を買ったようですが、歳月が流れるにつれその批判も消滅したようです。事実、シャコンヌのハイライトであろう高速で駆抜ける和音分散の部分などはクラシックギターのためにあるような?とさえ思わせる曲だと思わせます。アルペジオで駆抜けるにはうってつけの。確かに巨匠バッハのバイオリン曲を軽軽しく他の楽器に編曲するのはバッハを蔑ろにするやもしれませんが、やはりバッハの300年経過したにせよその色褪せない比類無きメロディーの美旋律はバイオリンだけに留めておくのは惜しい気がします。
クラシックギターで演奏しても尚そのバッハの究極の美旋律、300年以上昔の欧州の荘厳なる雰囲気までもがギターでさえ演奏すると実感できるのです。貴重だと思います。
個人的にはかなり難しい編曲だというのが全体的な印象です。例えばシャコンヌならばドレミ楽譜から出版されているほうがやや簡易ですが数段弾きやすい印象です。しかし、これだけ収めた曲集は言わばバイブルと言っても過言じゃありません。私も演奏はできませんが本棚に飾っております。音符を見るだけでもバッハの素晴らしさが伝わります。

