ラヴェル&ドビュッシー:弦楽四重奏曲集
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優しく激しいラヴェル |
私にとってアルバン・ベルク四重奏団は新ウィーン楽派の曲を演奏する弦楽四重奏団でした。そこで時代的に近いラヴェルをどう演奏してくれるか大いに期待して聴いてみました。
1曲目のドビュッシーが終わって第1楽章の優しい旋律が始まると「これだよ、これ」と幸せな気分になりました。一転して激しい(荒っぽい)第2楽章、気分が高まります。決して空中分解はしません。
これだけ毛色の違った4つの楽章を作ったラヴェルは勿論すごいし、アルバン・ベルク四重奏団の演奏も素晴らしい。
大変お薦めの1枚です。
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幽玄の極み。フランスもの2曲 |
近代フランスを代表するこの作曲家が弦楽四重奏曲を書いたとなれば、カップリングされるのは必然。(個人的にはフォーレも入れて欲しいが・・)よって世に出る殆どのCDがこの組み合わせ。おかげでどっちがラヴェルでどっちがドビュッシーか、印象まで曖昧になる始末。このアルバムだって「ラヴェル&ドビュッシー:弦楽四重奏曲」というタイトルなのに、曲順はドビュッシーのほうが先。紛らわしいではないか!!
それはともかく、この曲、色々聴いてもやはりアルバン・ベルクにもどってしまう。それだけこの演奏は完成されており、テンポ、アンサンブル、響きどれをとっても最高。特にラヴェルの2楽章など絶品。
EMIのART盤は、殊に弦楽器と声楽に良い結果が表れているようで、これもデジタル録音ながら、響き、音像の明晰さが改善。
既に旧盤をもっている人も、買い直しても後悔しない!?

