歴史上のクラシック音楽作曲家について紹介・評論します。

マーラー:交響曲全集

マーラー:交響曲全集 人気ランキング : 28,768位
定価 : ¥ 24,000
販売元 : ユニバーサルクラシック
発売日 : 1998-09-18
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 21,600
全ての音楽ファン必携、マーラーの最高峰!!。

僕が最初に聴いたマーラー全集はショルティ&シカゴ響だった。
ショルティの方も実に素晴らしく、しかもマーラーが得意なシカゴ響ということで心から楽しませて貰った。
そして次に購入したのがこの全集。
ショルティには申し訳ないがバーンスタインの解釈の方がより高いレベルにあると言わざるを得ない。
作曲家として、指揮者として、ユダヤ系としてバーンスタインはもっともマーラーに近い存在であった。この演奏を聴いていると正にマーラーはこういう風に演奏したかったんじゃないかと思う。豪快、荘厳、苦悩、高揚、悲壮・・・。すべての要素が荒れ狂う様は圧巻である。
そして何より特筆すべきは録音の優秀さであろう。低音から高音まで非常に厚みがある。
オーケストラやソロ陣も優秀。特にコンセルトヘボウの功績は偉大である。
今や誰もその高みに達するものはいないバーンスタインVSマーラーの集大成。コストパフォーマンスは恐ろしく高い。
絶対に聴くべし!!!。
ちなみに輸入盤は紙ケース仕様のようだが日本盤は通常の4枚組みプラケース×4である。92ページ日本語解説・歌詞付き。ただ、全体を入れるBOXがフニャフニャな薄めの厚紙であることが難点(笑)。

唯一無二といいたいところだが

レニー二回目のマーラー全集。しかも歌曲まで入っているので、これ以上はない全集となっているが、全く手放しで賞賛できない部分がある。
まず交響曲第4番。ボーイ・ソプラノの起用はやはり失敗だろう。
次に大地の歌。フィッシャー=ディースカウの歌のうまさは否定しないが、ワルター=VPOでフェリアーの歌唱を聴くと、ここで何で男の声なんだ、という不満を抑えることは出来ない。さりとて、フェリアー以上の大地の歌うたいを探すことも出来ず、地団駄を踏むことになるのだが・・・。
以上の2点を除けば文句なしの最高傑作だ。録音も秀逸。大地を揺るがすような重低音、透き通るように響き渡るカッコーの鳴き声など、挙げていけばきりがない。
バーンスタインの体臭がして好きになれないという人がいるかもしれないが、マーラー=ワルター=バーンスタインと続くユダヤの系譜を私は信じたい。

マーラー全集の最高峰

バーンスタインほど、マーラーの音楽に極限まで感情移入し共感できた人は、まず居ないように思える。現代的なスマートで整然とした演奏とは完全に対極に位置した、濃く激しい情熱的なアプローチは、この全集の存在価値をさらに高めるものとなった。
DGに残した、この2度目の新全集は、結局、彼が1990年に他界してしまったため、全交響曲新録音という形で発表できなかったのは至極残念だが、それは彼自身が最も無念に感じているだろう。  という事情から、この全集は他界に伴い、録音できなかった8番、大地の歌、そして10番アダージョは、それぞれ、昔の録音で補うという、やや強引な形での発表となっている。
8番は1975年、大地の歌は1966年、10番アダージョはDVD音源(ユニテル)のものをそのまま使用。オケは3曲ともVPOである。
この3曲もそうだが、残りの新録音の一連の交響曲、そして歌曲、いずれも情熱的で感動的な屈指の名演ばかりである。たしかに他の方がレビューされているように、一般的に超名演とされる同全集の2番に関しては、個人的には1973年のLSOとの2度目の録音(2004年9月にソニーから再発[輸入盤])の方が好きだし、4番などはボーイソプラノ起用に賛否両論あったりするが、1番、3番、5番、6番、7番、9番などは驚異的な超名演なので、全集の価値は相当に高い。 いずれにしてもバーンスタインのマーラー演奏は、日常に疲れた現代人である聴き手が普段、心の奥深くに沈めた複雑な感情の捩れをマーラーの音楽を通して、見事なまでに明確に具体化してみせた、人類の偉大な遺産だと思わざるを得ない。

初めにこの全集を買っておけばなあ!!!

昨年からクラシックに完璧に「はまってしまった」ものです。
はまりすぎて通帳の残高が心配(半分冗談です)になるくらいCDを買ってしまいました。一番たくさん買ったのがマーラーです。
CDの収集というのは収集そのものが目的のようなごく一部の人を除けば「自分なりのベスト盤を求める」行為なのだと思います。
そのような意味からすると、初めにこの全集を買っておけば通帳の残高が心配になるほどマーラーのCD買わなかったんじゃないかなというのが率直な感想。
2,4,5,6,8あたりはこのセットがあれば他のCDを買う必要を感じません。
昨年の私のように今マーラーにはまっている方へ、悪いことは言いません。私ような轍を踏まないためにもこの全集を買いましょう。
分売ものでコツコツ集めている方へ
どうせ全部買うことになりますから全集でそろえましょう。その方が安いし、輸入版の全集はジャケットが本当に洒落てます。
ただ、かなり「濃い」演奏なのでそういうのが苦手と感じた人は
ブーレーズやアバド(全集ではなく分売のBPOとのライブ)あたりそろえていくのが賢いと思います。

マーラー交響曲全集の決定盤!!

彼によってマーラーがここまでポピュラーになったと言っても過言ではない。バーンスタインは情熱的に、まるでマーラーの自作自演のような熱を持って、粘り強く、しかも決して理性を失わない。特に5番は凄まじいまでに荘厳だ。全体的に遅めのテンポなので、俊敏生には欠けるが、説得力がある。2番の復活にいたっては、多少枯れた感があるが、決してその場しのぎでない、熟考を重ねた真のマーラーがそこにある。
大地の歌をのぞいでほとんどがライヴ・レコーディングだが、音の繊細なニュアンスが伝わってくる。全集としては最高のアルバムだと思う。マーラーについては、よくワルターかバーンスタイン盤を選べば間違いはないと言われるが、歌曲など声の入った音楽はどうしても録音で差がでるので、そのようなことも考慮して、全集ならバーンスタイン盤を強くオススメする。

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