マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
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巨匠の風格 |
ルツェルン祝祭管弦楽団との演奏は、マーラーを中心にどれも優れたものになっている。今回の5番も、BPOとのCDがもう一つだっただけに若干不安を持ちながら観たが、前回の圧倒的名演「復活」程ではないものの充分及第点を付けられる。馴染みのオケ・メンバーとの「笑顔」のやり取りなどもDVDならではの見所だ。3楽章のホルン独奏はやや物足りない面もあるが、突出しないのがアッバードの真骨頂。従って、ややもすれば「退屈」に感ずる4楽章が正に「巨匠風」の名演になっているのが印象的。「別アングル」で指揮者だけ観ることも出来るのも嬉しい。

