歴史上のクラシック音楽作曲家について紹介・評論します。

ブラームス:後期ピアノ小品集

ブラームス:後期ピアノ小品集 人気ランキング : 6,394位
定価 : ¥ 2,100
販売元 : ワーナーミュージック・ジャパン
発売日 : 2002-10-23
発送可能時期 : 通常24時間以内に発送
価格 : ¥ 1,890
美しい閃き

グリモーらしい閃きと美しい叙情に溢れた演奏だと思います。確かに、リヒテルやヴェデルニコフ、バックハウスなどの渋いダンディズムも魅力的ですが、メロディストとしてのブラームスの魅力はこちらの盤が上だと感じます。この他には、イモージェン・クーパーも良い演奏ですよ。

おおげさでない、ブラームス

グリモーは、美人ながら自閉気味なところがあり、現在はアメリカで、狼の多頭飼育をしながら暮らしている、というピアニストである。しかし演奏は、そうしたキャリアから予想される、なにかエキセントリックさのようなものは、まったく感じられず、正統派の繊細でエレガントなブラームスである。六つの小品op118なども、さらりと弾きこなされていて、ともすれば重くなりがちなブラームスオンリーのアルバムが、BGMにもできるほど、流れるような印象に仕上がっている。選曲から受ける印象以上に、しょっちゅう聴ける、手に入れて損がないCDだと思う。

すばらしい!

ブラームスというと、女性には手がでない作曲家、などとよく言われますが、エレーヌ・グリモ−にはあてはまらないでしょう。この人のブラームスの演奏は絶品!すばらしいロマンチックな感性と、力強いテクニックでこのCDに録音されている曲集を見事に弾いています。この人の演奏は、幻想的であり、また深い人間性を感じさせられるものです。決して華やかにテクニックを見せびらかすのではなく、まさにブラームスの音楽を心から愛しているという事が感じられる演奏です。ブラームスを聞いたことのない方、またこの後期の曲集を聞き比べたいと思う方もぜひ手にいれるべきCDです!

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