ブラームス:交響曲第1番
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異形の熱演 |
20年以上かけて創りあげただけあって、この曲はブラームスの作曲技法の全てが詰め込まれたような、細部まで実に緻密に書き込まれた作品となっている。実際、近年の演奏はそういった諸要素を実に丁寧に描き出したものが多い。それはパズルを解くような、聴く度に新しい発見があるような面白さがあるが、一つ一つの音にまで注意を払うような聴き方なのでやや気疲れする面もある。
それに比べて20世紀前半は、オケが現代ほど高機能でなかったせいもあり、重厚さ・情熱を前面に押し出したような演奏が目立つ。そうした流れの頂点ともいえるのがこのミュンシュ盤なのである。デュナーミク、テンポ、表情、どれも譜面の指示を遥かに越え、そこに激しい情熱が注ぎ込まれる。その結果生まれたのは作品のイデアを塗り替えたような、いや新しいイデアを生み出したと言えるような異形の熱演である。
ただやや篭もった録音のためもあり、細部やアンサンブルはやや犠牲になっている。
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時代を超えた名盤 |
クラシックに目覚めた高校生の頃、当時は右をみても左をみてもカール・ベーム一色だった気がする。そんな風潮の中、当時音楽の恩師から黙って差し出されたのがこの「ブラ1」だった。「フランス人指揮者とフランスのオケによるブラームス?」と高を括ってレコードに針を下ろしてからの音楽体験が昨日の事の様に思い出される。
ここで繰り広げられるのは正にドイツ的な演奏であり、数多くの名盤がひしめく中にあって未だ色褪せる事の無い燦然たる名演である。第一楽章冒頭の圧倒的な音楽のうねり〜終楽章の随所に顕れる驚愕のアイディアの数々まで、他の追随を許さないものだ。特に終楽章では突如テンポを落して朗々と謳い上げられるホルン主題、そして大団円直前のティンパニーの打音等々驚きに充ち満ちている。
お気に入りの指揮者の「ブラ1」を押さえた上でも是非持っていたい時代を超えた名盤である。
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ミュンシュさんありがとう。 |
なんと凄まじい演奏だ!各氏の熱烈なレビューにひかれて購入してみたが、嘘ではなかった。鳥肌が立つほど感動した!
ブラームスが20年以上もの年月を費やして、精魂込めて生み出した交響曲第1番。
(ベートーヴェンの第10交響曲とも呼ばれるのは周知の事)
この歴史的な名曲に込められた膨大な「情熱とエネルギー」とを、余すとこなく伝えてくれる、まさに指揮者もオケも「命がけ」の爆演だ。
(指揮者とオケが最高の状態でひとつにまとまらなければ、こんな鬼気迫る演奏は絶対に出来ない。)
こんな素晴らしい演奏に出会えて幸せだ・・・
今後この演奏は私にとって強烈に効く「精神的な強壮剤」になり、元気と勇気を与えてくれる愛聴盤になると思う。
ミュンシュさんほんとうにありがとう。
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ミュンシュによるドラマチックなブラームスです |
激しい第一、第四楽章、そして叙情的な第二、第三楽章と、消え入りそうなピアニッシモから圧倒的なフォルティッシモまで、起伏に富んだドラマチックな交響曲として、ブラームスの交響曲の中でも人気の高い楽曲です。
CDのオビに「魂の完全燃焼、燃えに燃えた巨匠ミュンシュ」とあるように、ここでのミュンシュは、全体的にゆったりとしたテンポで、静から動まで起伏に富んだ楽曲をダイナミックなスケールで描いていきます。オ???もそれに応えるかのような熱演を繰り広げますが、とりわけ導入部とフィナーレの圧倒的迫力は、第二、三楽???との対比も相まって、非常に聞き応えがあります。ブラームスファンには一度は聞いて欲しいアルバムです。
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ブラームスの交響曲第1番の決定盤 |
このミュンシュ&パリ管によるブラームスの交響曲第1番は同曲の決定盤です。まだこの録音を聴いたことがない人は須く買うべきでしょう。


