クラウディオ・アバドの肖像~音楽と静寂のはざま
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アバド氏の素顔ですが・・・全然私生活ではありませんよー |
1996年に製作された作品なので、この頃のアバド氏はベルリン・フィルの芸術監督です。団員のコメントやリハーサル風景から、頑固なベルリン・フィルの団員達の個々の音をいかにして纏め上げたかという苦心が伝わってきます。音楽一家に生まれた天賦の才能がウィーンで、マーラーの交響曲二番で花開いたときの映像は貴重なものです。アバド氏のインタビューからは飾らない温かい人柄が伝わりました。気持ちを一方的に押し付けることのない柔らかな物腰が、楽団員に精神的な深みを与え、繊細な音楽となって響きあうのでしょう。どこかの教会の優しい神父さんのようにみえてしまう素顔のアバド氏。癒されてしまいました。ピアニストのピリス女史のインタビューとピアノを弾く姿もあります。素晴らしい音を産み!出す現場を見ることができて嬉しく思いました。

